【概要】
戦後の宰相シリーズの6人目・佐藤栄作。
安倍晋三首相が更新するまで、歴代最長政権の記録を持っていました。
時代は何を要請し、あるいは看過して、長期政権を生んだのでしょうか。
【スケジュール】
9:25 中央区の区民館 集合(参加申請後ご確認ください)
9:30〜 自己紹介など
9:35〜 「佐藤栄作」 勉強会
12:00 解散。希望者は、下記を見学・昼食
「日本国道路元標(複製)」(佐藤栄作の書)
:https://maps.app.goo.gl/kCDciVdLgr9M39sZ9
【詳細】
2798日間を数えた佐藤栄作の長期政権。
しかし、佐藤は現代でもなお辛口な批判を浴びる政治家でもあります。
この点は、安倍首相と似ているかもしれません。
佐藤は、3人の首相たちの跡を継ぐようにして登場した総理大臣でした。
占領期に日本の道しるべを示した、師・吉田茂。
自由民主党と日米安保体制を築いた、実兄・岸信介。
経済成長を東京五輪に結実させた、旧友・池田勇人。
公害問題を代表とする高度成長のひずみ、ベトナム反戦に象徴される学生や大衆の運動、冷戦の中で核を持ちはじめる国々、残された沖縄…
戦争の傷跡が癒え、新たな課題が生じ始めようとしていました。
核・社会・沖縄。この3点を手がかりに佐藤栄作の人生を学び、
「戦後日本の基底を成すものは何か」 を考えるキッカケとなればと思います。



