『岸辺露伴は動かない ルーブルへ行く』が上映されたのも今は昔。
ジョジョ知ってる方・知らない方にも人気の岸辺露伴でしたが、微妙にブームが終わってしまいました?笑
主人公の名前の元ネタは、夏目漱石・森鴎外と並び称される明治の文豪、幸田露伴です。
2回目ですが、この「露伴」を取り上げ、露伴終焉の地 市川に参ります。
市川市文学ミュージアムに行きましょう!
また、文学関係ありませんが、有名な禁足地 “八幡の藪知らず” へも行きたいと思います。(この夏 最後のホラーにどうぞ)
【スケジュール】
①9:30 本八幡駅 改札前に集合
②貸し会議室で予習(1時間半〜2時間)
③市川市文学ミュージアムへ
④昼食休憩
⑤“幸田露伴文学の碑” & “八幡の藪知らず” へ
⑥解散(15:00頃?)
【概要】
幸田露伴は、漫画ではなく小説で、明治時代に名を挙げて1947年の戦後まで生きていました。生まれは下谷(今の台東区入谷駅のあたり)で、今は無き谷中天王寺にあった五重塔から着想を得て執筆した代表作 『五重塔』 は、露伴の名声を不動のものとしました。
ただ、彼の人生の始まりは、決して順風満帆ではなく、学校に通っては資金が尽きて退学を繰り返し、結局、北海道で電信の仕事をやらざるを得なくなります。
しかし、露伴の才能が彼を突き動かしたのでしょう。北海道から脱出して東京に戻り、文壇の世界に入って行き、ついに第一回の文化勲章を授与される 「大露伴」 としての地位を確立しました。
予習では、代表作の名文を添えつつ露伴の人生を概観し、また言わば啓発本である 『努力論』 という名著を取り上げます。
この著作は、「実る努力・実らない努力とは?」 「何に向かって努力すべきなのか」 等、現代の我々も必ず逢着する ”努力” の問題を取り上げてくれています。
大天才に違いなく、また努力もしたであろう露伴の言葉には、詭弁でない確かなリアリズムが息づいています。
私も文学作品には疎いのですが、露伴文学に興味を持ってもらうキッカケになれば幸いです。
訪問場所は、露伴の終焉の地である、市川市。
永井荷風や井上ひさしなどの有名小説家も住んだ、文学にゆかりの深い土地ですが、その理由も探りに行きましょう!
そして、ついでですが「足を踏み入れると生きて帰ることができない」と言われる、現代に残る"禁足地"「八幡の藪知らず」へも行き、残暑のクールダウンといきましょう(^^)
歴史に興味がある方、散歩をしたい方、勉強をしたい方など。
どうぞご気軽にご参加ください。
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