timeleszのメンバーでアート作家の松島聡が、兵庫県南あわじ市とのコラボレーションで「鳴門海峡の渦潮」をモチーフにしたキャラクター「淡路うず助」を制作した。

このプロジェクトは、南あわじ市の観光施設「道の駅うずしお」のリニューアル整備に伴う大型デジタルサイネージ「うずしおビジョン」の映像コンテンツ制作の一環であり、多くの企業が参加した企画コンペを勝ち抜いた企業と市が松島の現代アートに関心を持ち、アート作品制作を依頼した。

松島は実際に地域を訪れ、観潮船に乗り鳴門海峡の渦潮を間近で体感。自然の力強さと神秘的な美しさに感銘を受け、「自然と共に生き、海や地球環境を守る大切さを幅広い世代に伝えたい」という思いを込めてキャラクターをデザインした。

「淡路うず助」は画面上で地域の魅力を紹介し、市の情報発信に使われるほか、原画は市に寄贈される予定。

このアートコラボは地域活性化や地方創生に寄与し、10月下旬のリニューアルオープン後、施設を訪れた多くの人がSNS等で魅力を発信することも期待されている。

松島は9月に東京・表参道ヒルズで「松島聡 コ。展」を開催するなどアート活動にも精力的で、今回のコラボは自身初の地域連携となった。