お笑いコンビEXITの兼近大樹（34）が2025年6月10日、プロ野球交流戦・日本ハム対ヤクルトの試合で念願の始球式を務めた。

札幌市出身の兼近にとって、地元北海道での始球式は特別な経験であり、彼は自身のSNSで「夢。」と一言添え、新聞のテレビ欄の縦読みで「兼近夢の始球式へ」というメッセージを公開。中学生時代に新聞配達をしてお金を貯め、野球道具を揃えた思い出も語っている。

試合当日、兼近は捕手のサインに首を何度も振るなどコミカルな動きを見せつつ、全力でボールを投じた。ボールは外角へ大きく外れたものの、力強い投球に観客の笑いと拍手が湧いた。

投球後、勢い余ってマウンド上で転倒するハプニングもあり、これがまた場内の笑いを誘った。兼近は立ち上がって苦笑いを浮かべ、日本ハム先発投手に謝罪する場面も。

地元での始球式を実現し、ファンからは「夢が叶った瞬間に感動した」と多くの称賛が寄せられている。現在、テレビ北海道の番組にも出演し、北海道への愛を感じさせる兼近の活躍がさらに注目されそうだ。

また、同日の他の始球式でも著名人が登場しており、プロ野球の交流戦を盛り上げた。兼近のチャーミングな姿がファンの心に強く残る一日となった。

今後もEXITの活動とともに、兼近の多彩な一面が様々な舞台で発揮されることが期待される。