お笑いコンビEXITの兼近大樹が、北海道日本ハムファイターズの試合で念願の始球式を務めた。

この晴れの舞台は、彼の少年時代の想い出とも深く結びついている。中学生の頃に新聞配達をしていた北海道で、そのお金を使い野球道具をそろえた経験があり、今回の始球式は報恩の気持ちを込めた特別な機会だ。

SNS投稿では「夢。」というひと言とともに、新聞のテレビ欄を使った縦読みメッセージを公開し、「兼近夢の始球式へ」という言葉がファンに感動を呼んでいる。

試合会場では捕手のサインに首を振るコミカルな一面も見せ、力強くボールを投げたが、勢いあまってマウンド上で転倒する場面も。これには観客から大きな笑いと拍手が起き、彼の人柄の良さを感じさせた。

ファンからは「少年時代に胸を張って楽しんでほしい」「夢が叶ってよかった」など多くの応援コメントが寄せられている。

兼近は現在テレビ北海道の番組にも出演し、北海道との縁を大切にしながらさらなる活躍を見せている。

この始球式は彼にとってもファンにとっても特別な一日となった。

今後も彼の多彩な才能と親しみやすさに注目が集まることだろう。

地元北海道での夢の実現を通じて、多くの人に勇気と感動を届けた兼近大樹の姿は、推し活ユーザーにとっても共感と励ましを与える出来事である。