戦後80周年特別企画『郷土の偉人重光葵と杵築の人々』

令和7年度の秋季企画展では、郷土の偉人・重光葵（1887～1957）を特集します。重光葵は、杵築で幼少期を過ごし、外交官として活躍し、昭和20年（1945年）9月2日には日本の首席全権代表として米艦ミズーリ号上での降伏文書への調印を行いました。本展では、近年新たに寄贈された重光葵の書や手紙を初公開し、杵築高校や北杵築小学校に伝わる直筆の書も展示します。

展示点数は約40点で、重光葵と杵築の人々との交流秘話を遺墨を通じて紹介します。特に、北台伊東家に伝わった重光葵関連資料や、巣鴨拘置所を仮出所した際に記した書など、貴重な資料を初公開します。