「第69回ええじゃないか豊橋まつり」（10月18～19日）の各会場で踊りを披露する「ＪＩＣＨＩＫＡＩアンバサダー」のダンス練習が７日に始まった。２０２３年に男性も参加できるようになり、名前が変わった同チームは、各校区で選ばれた18～45歳の46人（男性10人）が２日間を通して各会場で踊る編成である。

今年のダンス曲はＪポップ歌手Ａｄｏの「わたしに花束」であり、市内でバレエスタジオを主宰する鈴木馨さんが振り付けを担当した。この日は豊橋市役所13階講堂で練習が行われ、メンバーはパートごとに繰り返し練習し、手足の動きを一つずつ身に着けていった。

市民協働推進課は「テンポの早い曲で、アンバサダーの明るく元気な姿を楽しんでほしい」とコメントしている。鈴木さんは振付に豊橋まつりのテーマの一つ「ありがとう」を込めたと語り、「自分の人生をありがとう、まつりに来てくれたすべての人にありがとう、という気持ちを表現できたらいいなと思う」と述べた。

振付は曲のテンポと祭の雰囲気に合わせた構成で、参加者は表現の意図を確認しながら動きを整えている。今後は本番に向けた最終調整を進め、10月18～19日の各会場での披露を予定している。