ユニバーサル・スタジオ・ジャパン（USJ、大阪市）は、人気イベント「ハロウィーン・ホラー・ナイト」を2025年日本国際博覧会（大阪・関西万博）の会場で特別に公演すると発表した。実施日は9月9日で、一夜限りのコラボレーションである。

会場では、King Gnuの楽曲「SO BAD」に合わせてゾンビが観客を巻き込みながら踊る「ゾンビ・デ・ダンス」が繰り広げられる。例年パーク内で見られる演出を万博会場に移し、公式キャラクター「ミャクミャク」も登場して音楽とダンスで盛り上げる構成だ。

USJは2002年にハロウィーンイベントを開始し、2011年には「ハロウィーン・ホラー・ナイト」を導入してきたと説明している。今回の特別公演は大屋根リング前のポップアップステージで午後3回行われ、開始は18時30分、19時30分、20時30分を予定している。

観覧は無料だが、混雑状況によっては入場制限がかかる可能性があるとの案内がある。パーク内での今秋の「ハロウィーン・ホラー・ナイト」は9月5日から11月3日まで開催されるため、万博会場の一夜限り公演はゾンビと音楽を組み合わせた異例の試みとして注目を集めそうだ。