G-DRAGON（BIGBANG）がワールドツアー『G-DRAGON 2025 WORLD TOUR [Ubermensch]』でアメリカを含む各地を巡り、合計で6万3千人余りの現地ファンと対面した。ニューアーク（8月22日・23日）を皮切りに、ラスベガス（8月31日）、ロサンゼルス（9月5日・6日）まで公演を実施した。

アメリカ公演ではファッションアイテムを身に着けたファンやグッズ購入の長蛇の列が見られ、観客の熱量が確認された。公演は『POWER』で幕を開け、『HOME SWEET HOME』『TOO BAD』などの最新曲から『CRAYON』『Butterfly』などのヒット曲まで、2時間を超えるステージで爆発的な歓声を引き出した。

ラスベガス、ロサンゼルス公演ではエルヴィス・プレスリーの『Can’t Help Falling in Love』をカバーし、現地ファンへの感謝と愛を伝えた。ツアーは韓国公演を皮切りに、東京、ブカラン、大阪、マカオ、シドニー、メルボルン、台北、クアラルンプール、ジャカルタ、香港などアジア・太平洋地域も巡った。

今回のツアーはフリードリヒ・ニーチェが定義した概念「Übermensch（超人）」を芸術的に表現し、AIエンターテック企業GALAXY CORPORATIONの最先端テクノロジーと生バンドサウンドを用いた演出で没入感を提供した。米誌『tmrw』は公演を絶賛し、エルヴィス・プレスリーに言及して観客の陶酔を伝えた。これらによりG-DRAGONはグローバルアイコンとしての存在感を改めて示した。