VASTエンターテインメントは9月5日、女優ファンウ・スルヘと専属契約を締結したと発表した。事務所は彼女を「多彩な作品を通じて培った演技力と独自の個性、そして大衆と交流できる親しみやすい魅力を兼ね備えた女優」と紹介し、「ファンウ・スルヘが今後も幅広く活動できるよう、積極的な支援を惜しまない」と伝えている。

ファンウ・スルヘは1979年8月10日生まれの46歳で、2008年の映画『ミスにんじん』で女優デビューを果たした。その後『眠れる森の魔女』『おひとりさま ～一人酒男女～』『愛の不時着』『美男堂の事件手帳』『仮釈放審査官 イ・ハンシン』など多くのドラマに出演している。

映画では『渇き』『ホワイト』『一度もしたことがない女』『レッスル！』『ヒットマン エージェント：ジュン』『ヒットマン リサージェンス』などに出演した経歴がある。特に『愛の不時着』ではユン・セリ（演者ソン・イェジン）の兄ユン・セジュン（演者チェ・デフン）の妻ド・ヘジ役を務め、同作でリ・ジョンヒョク役を演じたヒョンビンと共演している。

VASTエンターテインメントにはヒョンビンのほかチャン・グンソク、リュ・ヘヨン、シン・ドヒョン、キム・ウギョム、キム・ソアンらが所属している。ファンウ・スルヘは次回作として今年10月公開予定の映画『ボス』に出演する予定であり、同作の公開を控えて今後の活動が注目される。