株式会社焦点工房は、七工匠 7Artisansのシネマレンズ群「INFINITE シリーズ」を2025年9月3日(水)より販売開始した。ラインナップは16/24/35/50/85/105/135mmの7焦点で、PL/EFマウントに対応するフルサイズセンサー対応の単焦点シネマレンズである。

メーカー希望小売価格は￥151,000～1,110,000（税込）で、撮影シーンに合わせた選択が可能だ。各レンズはT値2.1～2.5の大口径設計で、具体的には16mm T2.5、24mm T2.1、35mm T2.1、50mm T2.1、85mm T2.1、105mm T2.1、135mm T2.4を揃える。

中心から周辺まで高い解像度を保ち、滑らかな階調表現と自然なボケ味を実現することを謳っている。4Kや8Kといった高解像度映像制作に対応し、低照度下でも十分な光量を確保する点を強調している。

フォーカスブリージングは±0.1％以内に抑えられており、スムーズなピント移動によって映像の一貫性を確保する仕様である。高性能マルチコーティングとレンズ内面の反射防止処理により、逆光下でのフレアやゴーストを効果的に抑制し、クリアで立体感のある描写を可能にする。

幅広い焦点距離と操作性を備えたラインナップとして、4K/8K撮影や低照度撮影など様々な現場での活用が期待される。