2025年9月3日のドラえもん誕生日に、かつて存在したチーム「ザ・ドラえもんズ」がSNSで再注目された。ファンからは「久しぶりにドラえもんズ見たいなー」といった声が上がっている。

「ザ・ドラえもんズ」はドラえもんを含む7人の猫型ロボットで、それぞれが世界各国をモチーフにしたキャラクターで構成されるチームである。

代表的なメンバーは「ドラ・ザ・キッド」（アメリカ）、「王（わん）ドラ」（中国）、「ドラニコフ」（ロシア）、「エル・マタドーラ」（スペイン）、「ドラメッド三世」（サウジアラビア）、「ドラリーニョ」（ブラジル）、そして「ドラえもん」である。

各キャラクターには個性が設定されており、「ドラ・ザ・キッド」はカウボーイ姿、「王（わん）ドラ」はカンフーの達人だが女の子の前では緊張する、「ドラニコフ」は丸いものを見るとオオカミ男になるなどの描写がある。

「エル・マタドーラ」はプレイボーイで怪力、「ドラメッド三世」はワガハイ口調で怒ると巨大化、「ドラリーニョ」は運動神経抜群ながら抜けているとされる。

彼らは伝説のひみつ道具「親友テレカ」で固い絆を結び、互いのピンチに駆けつける関係性が描かれている。

短編作品としては1995年から2002年まで、毎年春の映画『ドラえもん』と同時上映される形で活躍していた。

現在の若いファンには馴染みが薄い名前かもしれないが、誕生日を機に往時の設定や存在感を振り返る動きが広がっている。記事は復活の確報や続報を伝えておらず、当時の設定の紹介と記憶の再評価に留まる。