連続ドラマ「ちはやふる―めぐり―」第九首（第9話）が9月3日に放送された。

主演は當真あみで、劇中にPerfumeの「FLASH」が挿入歌として使用された。

「FLASH」は映画2部作「-上の句-」「-下の句-」（2016年）の主題歌で、作品の世界観になじむ楽曲としてファンにもおなじみである。

同作は広瀬すず主演の映画の10年後を描くオリジナルストーリーで、廃部の危機にある梅園かるた部や藍沢めぐる（當真）、顧問の大江奏（上白石萌音）らの成長が描かれる。

物語は梅園が敗者復活トーナメントを勝ち上がり、梅園、瑞沢、北央、アドレの4校で全国大会への最後の切符を争う展開で、第9話では白野風希（齋藤潤）の右手負傷や、左手一本での特訓といった緊迫した場面があった。

その中で白野は瑞沢OBで「凖名人」の真島太一（野村周平）のもとで猛特訓を重ね、瑞沢のエース折江懸心（藤原大祐）は綿谷新（新田真剣佑）による指導を受ける描写が挿入された。

これらの場面の直後に「FLASH」が流れたことで、映像と楽曲が重なり視聴者の感情を揺さぶる演出になった。

放送後、Xでは「FLASH」がトレンド入りし、多くのファンが「この演出はエモいな」「ちはやふるが泣かせにきてる」「思わずFLASH！ って声出たよw」「FLASH！ ちはやふるって感じがするー！」「『青春全部かけてから言え』の直後にFlash流すの天才すぎる。ちはやふる全部よみがえった」などの反応を寄せた。

第8話でエンディングに映画完結編「結び」の主題歌「無限未来」が使用されていた経緯もあり、今回の劇中使用はファンの期待に応える形となり話題を集めている。