THE RAMPAGE from EXILE TRIBEが8月31日、国内最大級の累計動員数を誇る夏フェス「a-nation 2025」(8月30日・31日、東京・味の素スタジアム)に二度目の出演を果たした。バンドの生演奏をバックに灼熱のステージを繰り広げ、荘厳な「THROW YA FIST」でリフトアップすると、アクロバットを交えたダンスブリッジから「SOLDIER LOVE」へとなだれ込み、序盤から息もつかせぬ展開でオーディエンスの目を釘付けにした。

16人という人数を生かし隊列を組むかのような端正なフォーメーションで見せながら、「Lightning」や「Drown Out The Noise」ではエモーショナルに躍動し、ボーカル3人のタフな歌声が会場に轟いた。MCでは川村壱馬が「日本を元気に、世界を元気に」とグループのポリシーを語り、プロのレスラーでもある武知海青を紹介してバラエティー豊かなグループであることを説明した。

「行くぞ、てめーら！」と号令をかけた「SWAG＆PRIDE」でオーディエンスをあおる一方、「Summer Riot ～熱帯夜～」では色っぽいムードを醸し、「Fandango」ではラテンの風を吹かせるなど幅広い表情を見せた。ラストは「100degrees」で頭を振り拳を突き上げ、オーディエンスと心を一つにしてフィニッシュ。ひたすらに攻撃的なスタンスで独自の存在感を示したステージであった。