オリコン週間シングルランキングで、STU48の最新シングル「傷つくことが青春だ」が初登場1位を獲得した。前作「地平線を見ているか?」の初週売上11.0万枚を上回る12.6万枚を売り上げ、3作連続、通算9作目の1位となった。

本作では2期生の高雄さやか（よみ：たかお さやか）が初の単独センターを担当しており、傷つきながら強くなっていく未完成の青春を歌った楽曲が表題となっている。歌詞は“青春の痛み”をストレートに描く内容である。

収録曲には、広島市より「平和文化アンバサダー」の委嘱を受けているSTU48が被爆80年という節目に込めた楽曲「青空を語り合おう」や、メンバーの池田裕楽（よみ：いけだ ゆら）が演歌歌手・徳永ゆうきとデュエットした「あの頃のBGM」も含まれる。両者はバラエティ番組「千鳥の鬼レンチャン」への出演という共通点がある。

オリコンの集計期間は2025年8月25日～8月31日で、発表は2025年9月2日付のランキングによる。表題曲を軸に平和への想いや異色のコラボを併せた収録構成が、商業的な支持にもつながったと読み取れる。