NHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』の公式Instagramが8月25日に一橋治済役を演じる生田斗真の写真を公開した。投稿には第32回「新之助の儀」で描かれた場面のカットが2枚添えられ、公式アカウントは「江戸市中に物乞い姿の治済、現る！」と記している。

写真ではボロボロの着物や頭巾を身に着け、膝を抱えて建物に寄り掛かる生田の姿が確認できる。乱れた髪を持ち上げておどけた表情も見せ、屋敷で暮らす普段の治済とは異なる迫力と違和感が漂っている。

劇中では一橋徳川家の当主で次期将軍・家斉（城桧吏さん）の父である一橋治済が、反田沼派として暗躍し、民衆を煽るために自ら物乞いに扮する場面が描かれている。今回の投稿カットはその場面を切り取ったものである。

投稿を受けてファンからは「えっ、生田斗真さんだったの！？」「気付きませんでした」「まさかの御姿にビックリしました！」「なんだろう…小汚いのにかわいい🩷」「お殿様とのギャップがすごすぎる」など驚きと称賛の声が寄せられている。SNS上では役柄の振幅と俳優の変貌ぶりが改めて注目を集めている。