『MAQUIA』10月号の表紙に戸田恵梨香が登場し、“抜け感と華やぎを両立するリップコンシャスメイク”が特集された。メイクアップアーティストのHaruka Tazakiは表紙ルックの狙いを説明し、リップを主役に置きつつ過剰にならない抜け感を出すことを強調している。

具体的なポイントはリップの塗り方にある。深みのあるブラウンレッドを外側から内側へ塗り広げ、輪郭は立体感を残しつつ中央に向けて色を薄くするグラデーションで軽やかさを演出するという。

目元はあえてレスにしてメリハリを付ける一方で、温かみのあるテラコッタオレンジを下まぶたに入れて立体感を残している。チークは薄く広めにのせることで全体のバランスを整える。

使用コスメも詳細に紹介されており、ベースはディオールスキンフォーエヴァースキンパーフェクトスティックにデコルテのパウダーを重ねたセミマットな仕上がりが推奨されている。アイシャドウはロムアンド シングルシャドウ バターリング、チークはローラメルシエ ブラッシュカラーインフュージョン06 CHAI、リップはセルヴォーク エクスプレッシヴリップス EX01、ハイライトにメイクアップフォーエバーが挙げられている。

そのほかにイプノ パレット 19 ￥9020／ランコムやD-up スキニーリキッドアイライナー ブラウンブラック、キャンメイク メタルックマスカラ01などが用いられ、シンプルながら計算されたパーツごとの濃淡で洗練されたカバールックが完成している。