東京の湾岸エリアに架かる愛称「レインボーブリッジ」は、正式名称「東京港連絡橋」である。1987年（昭和62年）に着工し、1993年（平成5年）8月26日に開通した。

吊り橋部の全長は918メートルで、芝浦とお台場を結ぶ構造物として都市計画上は臨港道路の一部に位置づけられ、東京都港湾局の管理する港湾施設である。歩行者用遊歩道が整備されており、歩いて渡ることが可能である。

インフラツーリズムの対象としては、橋の直下や精緻な構造美を間近に観察できる点が魅力だ。遠出をしなくても、都市のすぐそばにある“日常の外側”へアクセスできるとして紹介されている。

実際の歩行記録には2025年8月某日の天候が「晴れ時々曇り」で、気温は35度に迫り、海からの湿った風と高層ビル街の熱気が混じり合う湾岸特有の空気感が伝えられている。芝浦側の橋のたもとからお台場方面へ向かうルートや海上からの眺望が見どころとして挙げられている。