玉井詩織が芸能活動20周年の節目で、初の1st写真集『たまゆら』とストーリー写真集『しおどき』を8月27日に同時発売した。いずれもSDPからの発売で、価格は各3,300円である。

ももいろクローバーZのメンバーである玉井は、グループとして史上5組目となる国立競技場での単独公演を開催するなど多くの実績を持つ。ソロでは連続ドラマ『あのクズを殴ってやりたいんだ』（TBS系）への出演や、今年5月の日本武道館でのソロコンサート開催なども行っている。

『たまゆら』はベトナムを舞台に撮影され、写真の最終セレクトには玉井自身も参加したという。セレクト作業では「自分が良いと思う写真」と「スタッフの皆さんが良いと思う写真」が異なる点に驚いたと語っている。

二作を同時に出す意図については、玉井の「好奇心旺盛で、いろんなことに挑戦したいタイプ」という性格が反映されたものであり、まったく異なる二作を通じて個性を示したいという考えがあった。グループ内では30歳を迎えるタイミングでスタイルブックや写真集を出す例もあるが、今回の二作は別の方向性を打ち出す作品となっている。

取材では制作エピソードやソロ活動とグループへの思いについても語られており、写真集発売を喜びとしていると述べている。