2025年08月26日19:21配信のFNNプライムオンラインによると、宗谷地方の豊富町で24時間に170ミリ以上の雨が観測され、観測史上最大となった。菅井貴子気象予報士の解説を含め、道北では先週にも記録的な大雨があり復旧が終わらない中での降雨である。

地盤が緩み、豊富町、幌延町、天塩町には土砂災害警戒情報が発表されている。また宗谷、上川、留萌地方には大雨や洪水警報が出ている。

低気圧や前線の動きが遅いため大雨が長引き、予想降水量は上川・留萌地方で最大150ミリ、宗谷地方で120ミリとされている。川の水位も上昇しており、避難指示が出ている地域もある。

26日(火)の気温は小樽で32℃を超え、札幌の最高気温は29.1℃となり、夜間にかけて熱帯夜となる所もある。あす27日(水)は大気の非常に不安定な状態が続き、非常に激しい雨のほか竜巻、雷、ひょうなどの被害に注意が必要とされている。

道東では帯広・北見・網走が30℃以上の真夏日になる見込みで、札幌の10日間予報では28日(木)に一時的に天気が回復するが29日(金)以降は雲が多く30日(土)は雨の可能性、31日(日)は北海道マラソンが予定されている。