歌舞伎「刀剣乱舞 東鑑雪魔縁」の上演台本を収録した戯曲本の発売が決定したと発表された。明日8月26日に京都・南座で千秋楽を迎える同作は、刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞ONLINE」を原案とした歌舞伎作品の第2弾である。

公演では、鎌倉時代の歴史書「東鑑（吾妻鏡）」を踏まえ、1219年に起きた源実朝暗殺事件を題材とした物語が展開するほか、本編後に刀剣男士たちが華やかに舞い踊る大喜利所作事「舞競花刀剣男士（まいきそうはなのつわもの）」が披露されている。

戯曲本の詳細は続報を待つとされている。脚本を松岡亮、演出を尾上菊之丞と尾上松也が担い、舞台表現と物語構成を担当している。

出演には同田貫正国役の中村鷹之資、髭切役の中村莟玉、膝丸役の上村吉太朗、小烏丸役の河合雪之丞、加州清光役の尾上左近が名を連ねる。

さらに陸奥守吉行役の中村歌昇と鬼丸国綱役の中村獅童らも出演している。公演資料としての戯曲本発売の続報が待たれている。