グローバルグループのJO1が、マカオのギャラクシー・アリーナで開催された国際音楽アワード「2025 TIMA」に初出演を果たし、全6曲を披露した。

この大会は中国音楽界の最高峰として知られ、国内外のトップアーティストが集う中、JO1は約1万8000人を超える観客の前でパフォーマンスした。

ステージはややアウェイの雰囲気があったが、彼らは壮大なベートーベンの交響曲第5番「運命」のサンプリングを用いたロングヒット曲「BE CLASSIC」で幕を開け、観客を引き込んだ。続く「ICY」では不気味なムードの中でのシンクロダンス、MCでは中国語や英語を交えたトークも披露し、交流を深めた。

特に注目されたのは川西拓実が作詞・作曲を手掛けた「HAPPY UNBIRTHDAY」だ。ハワイの伝統舞踊「ハカ」を取り入れた迫力あるダンスブレイクが観客の熱気を一気に高めた。

また、昨年NHK紅白歌合戦でも披露された「Love seeker」では、軽やかでキャッチーなメロディーに加え、X型の特殊なステージをメンバーが自在に駆け回り、観客を巻き込んで魅了した。

ラスト曲の「MONSTAR」では幻想的で透明感あふれるボーカルと美しいダンスで締めくくり、会場の盛り上がりを最高潮にした。

JO1は多彩なジャンルと緩急自在の演出で、アウェイのステージながら本領を発揮し、マカオでの初パフォーマンスを成功させた。