菅野美穂と赤楚衛二がW主演を務める映画『近畿地方のある場所について』の大ヒット御礼舞台挨拶が8月20日に都内・新宿ピカデリーで開催された。

本作は「このホラーがすごい!2024年版」で第1位を獲得した同名小説が原作のミステリーホラーで、オカルト雑誌の編集者が失踪した事件を巡る物語だ。

公開初週の4日間で興行収入4.4億円、動員31.8万人を記録し、8月19日時点で興収10億円、動員75万人を突破した。

赤楚は映画の好評を受け「友達にも怖い映画は苦手な人が多いが面白かったと言ってもらえた」と語り、菅野は「夏らしいゾクっとする体験を多くの人に味わってほしい」とコメントした。

また韓国で8月13日に公開され、動員数が12万人を超えて日本実写映画としては最高の成績を記録。台湾やタイでも公開予定であり、作品の国際的な広がりに期待が寄せられている。

赤楚は「近畿地方に聖地巡礼に来てほしい」と呼びかけ、ファンの聖地巡礼やバスツアーも期待されている。

上映劇場は全国343館と幅広く、多くのファンが訪れている。

作品の恐怖と謎解きを楽しめる新感覚のホラー映画として評価が高まっている。