BIGBANG出身のT.O.P（チェ・スンヒョン）が、アメリカの大衆文化授賞式「2025ゴールド・ダービーTVアワード」で助演男優賞を受賞した。彼はNetflixの人気シリーズ『イカゲーム』のシーズン2にて薬物中毒のラッパー「サノス」役で登場し、その存在感を強くアピールした。

シーズン内でイム・シワン演じるキャラクターに殺され、短い出演ながらも評価を得たことが大きい。かつて大麻使用の疑惑で活動を休止し、引退を示唆していた彼にとって、この受賞は復帰の大きな足がかりとなった。

2016年10月には懲役10か月、執行猶予2年の判決を受けていたが、監督ファン・ドンヒョクのオファーで『イカゲーム2』で電撃的に復帰。復帰の道は平坦ではなく、演技力への批判やキャスティングを巡る議論もあったが、自身の過去の問題に正面から向き合い謝罪の意を示すことで、次第に世論は和らいだ。

さらに今年5月にはNetflixのグローバルファンイベント「TUDUM 2025」に登場し、多くの現地ファンから歓迎された。今回の助演男優賞受賞は、彼の芸能活動再開への自信と期待を象徴するものとなっている。推し活ユーザーにとっても、T.O.Pの復帰はファンとして喜ばしいニュースである。今後の彼の活躍が注目される。