第107回全国高校野球選手権大会の準々決勝で、昨夏優勝の京都国際が山梨学院に敗退した。試合中、京都国際のアルプス席に関東第一の応援団が現れ、共に応援する光景がファンの注目を集めた。関東第一は昨夏の決勝で京都国際と対戦したライバルであり、敵味方を超えた友情が描かれたと称賛された。

また、敗れた京都国際のエース西村一毅は試合後、勝者の山梨学院選手に拍手を送り、スポーツマンシップを示した。この姿にSNSでは「悔しいだろうに相手に拍手を贈れる人間性が素晴らしい」などの感動の声が上がっている。

西村の熱投は131球に及び、試合中は9失点ながらも最後まで諦めない姿勢が際立った。

ライバル校同士が互いを応援し合い、敬意を払う姿は高校野球の真髄と称され、多くの視聴者やファンに感動を与えた。

こうした姿は全国で青春の象徴として受け止められ、熱い試合以上の心に響く交流として語り継がれている。