菅野美穂と赤楚衛二がW主演を務める映画『近畿地方のある場所について』が、2025年8月8日に全国343劇場で公開され、大ヒットスタートを切った。初週4日間で興行収入4.4億円、動員31.8万人を記録し、同年公開のホラー映画では動員・興行収入ともにトップとなっている。

原作は累計70万部突破の小説「近畿地方のある場所について」（著者・背筋/KADOKAWA）で、監督は『ノロイ』『貞子VS伽椰子』『サユリ』の白石晃士が担当した。作品はホラーのジャンルで異色の役どころに挑戦する赤楚衛二と菅野美穂の演技が高く評価されている。

特に赤楚の31歳の誕生日当日に撮影された心霊スポットのトンネルシーンは話題を呼び、共演者やスタッフからサプライズの祝福もあった。赤楚は心霊スポットで誕生日を迎えた経験を「うれしいやら怖いやら分かんない（笑）」と振り返っている。

また、8月13日からは韓国で、8月25日からは台湾でも公開予定で、世界的な注目も集めている。

公式に公開された特別映像ではメイキングや二人のインタビューが収められており、作品の魅力や舞台裏をファンに伝えている。

本作は単なるホラーを超えた異色作として、赤楚衛二の新たな可能性を示す作品としても注目が集まっている。推し活ユーザーにとっても彼の多面的な演技が楽しめる貴重な一作となるだろう。