元モーニング娘。の道重さゆみが、2023年8月14日に芸能界を引退した。

この日は彼女のライブツアー『SAYUMINGLANDOLL〜SAMSALA〜』の千秋楽が東京・Zepp Diver Cityで開催され、約2500人のファンに見守られながら約22年間のアイドル人生に終止符を打った。

道重は2003年、13歳でモーニング娘。の6期生として加入。約1万4000人の中からオーディションで選ばれ、歌もダンスも未経験ながら芸能界デビューを果たした。

2012年5月には8代目リーダーに就任し、約2年間リーダーを務める中でグループの再ブレイクを牽引。

2014年11月には歴代最長となる在籍期間4329日を記録し、横浜アリーナ公演をもってモーニング娘。を卒業した。

卒業後は2017年3月から活動再開。一方で2023年12月に『強迫性障害』を公表し、一部の活動制限を余儀なくされていた。

2024年1月には芸能界引退を発表し、最後のツアーを経てその決断を実行。

ネット上ではファンから多くの感謝と労いの声が寄せられている。

約22年間、唯一無二の存在として輝き続けた道重さゆみの歩みは、多くのファンの心に深く刻まれている。