俳優の鈴木亮平が主演を務める映画「劇場版『TOKYO MER～走る緊急救命室～南海ミッション』」が大ヒットを記録している。都内で行われた大ヒット御礼舞台あいさつには江口洋介や菜々緒も登壇した。同作は観客動員数が200万人を突破し、興行収入は26億円を超える勢いを見せている。ファンの中には10回以上観賞した熱狂的な支持者もいる。鈴木はファンへの感謝を述べるとともに、早くも続編への期待に意欲を示した。

映画は単なる医療ドラマにとどまらず、立てこもり事件やトンネル崩落、爆破テロなどの過酷な状況に挑む新たな形の救命医療ドラマとして高く評価されている。会場には劇中の小道具を模したヘルメットを被る少年の姿も見られ、ファンの熱量の高さがうかがえた。

また、共演の菜々緒は鈴木の演技力を称賛。医療用語が多いセリフに苦労したものの、鈴木の落ち着いた演技に感銘を受けたという。鈴木は長いセリフをこなすには時間をかけて準備するしかないと語った。

鈴木は「よりたくさんの人が見に来て愛してくれたら続編が実現する」と語り、ファンの応援が続編の可能性を左右すると話している。新たな医療現場の描写と迫力ある演出が観客の心を掴み、今後のシリーズ展開に期待が高まっている状況だ。