菅野美穂と赤楚衛二がW主演を務める映画『近畿地方のある場所について』から、インタビューやメイキング映像、衝撃の本編シーンを収めた特別映像が公開された。

本作は人気の同名小説を実写化したホラーで、オカルト雑誌の編集長が謎の失踪を遂げる事件を追うオカルトライター・千紘（菅野）と若手編集記者・小沢（赤楚）が主な登場人物となっている。

8月8日から全国343劇場で公開され、初週4日間で興行収入4.4億円、動員31.8万人を記録し、2025年のホラー映画オープニング成績としてトップの座に輝いた。

特別映像では、二人が編集部の地下資料室で編集長の残した手がかりを調査するシーンの撮影風景や、映像の裏側が紹介されている。劇中で話題となった“見たら死ぬ映像”や“動画配信者の首吊り屋敷潜入”など、実際に菅野と赤楚が震え上がったシーンの裏話も明かされた。

また、心霊スポットでのトンネルシーンで赤楚が31歳の誕生日を迎えたエピソードも収録。サプライズで祝われた現場の様子も伝えられた。

トンネルで千紘が鬼の形相で「邪魔なんだよ！」と叫びながら怪異に突進する迫真の演技は、監督の白石晃士も「最高です！」と大興奮し、撮影後に菅野も喜びの手を叩くなど現場の熱気が伝わってくる。

監督の白石は原作者・背筋の大ファンで、脚本協力にも参加しており、原作の世界観を忠実に映像化した作品となっている。

テレビやSNSで話題を呼ぶ中で、ホラーファンや推し活ユーザーにも見逃せない作品だろう。