お笑いコンビ「令和ロマン」の松井ケムリが10日深夜のテレビ朝日「見取り図じゃん」に出演し、おすすめの漫画「べしゃり暮らし」について熱く語った。

この漫画は著者・森田まさのりによる作品で、松井は「芸人ならわかる！？ディテールにこだわりまくった名作漫画」と帯に記したほどの思い入れを持つ。

学生時代に読んだ時には気づかなかった細部のリアリティを、改めて読み返すことで感じ取ったといい、取材がしっかりされていることがわかったという。

番組内では漫画の劇場控え室のシーンを紹介し、よしもと興業の劇場「ルミネtheよしもと」との類似に驚きを示した。さらに、吉本興業を辞めた芸人が出入りする「新宿シアター・ミラクル」の描写のリアルさも称賛された。

松井はこうした細やかな描写が作品の魅力を高めており、「べしゃり暮らし」を読むことで芸人の世界観やディテールの深さを知ることができると語った。

推し活としても漫画の世界へ没入しやすく、ディテールにこだわる作品の面白さを存分に感じられる内容となっている。

演芸やお笑いに興味があるなら、一度は手に取ってみたい作品である。

松井ケムリの推しポイントを通して、細部に宿るリアリティと熱量を改めて感じられる機会となった。