韓国のボーイズグループENHYPENの所属事務所ビリー・フラップは、SNS上で広まったメンバーに対する過剰警護の指摘について釈明を行った。ファンの中に非公開の航空券情報を入手し、空港の管理区域まで追ってきた人物が存在したという。

事務所によれば、この人物は数回にわたり制止されたにもかかわらず、メンバーに向けて携帯電話のカメラを無理に向けて接近しようとした。このため、メンバーへの安全確保のために防御的措置が取られたとし、身体的な暴行は一切なかったと説明している。

問題となった映像は、羽田空港の国際線エリアで撮影されたもので、ENHYPENのマネージャーと推定される人物が通行人の進入を阻止する様子が映っていた。この行動に対し、SNS上では過剰警護との批判が相次いでいた。

事務所は、ファンの安全管理とメンバーのプライバシー保護のために行動しており、過剰警護の意図はなかったと再度強調している。今回の釈明によって物議をかもした状況に対しての理解を求めている。

一方で、「サセン」と呼ばれる過激なファンの行動が問題の背景にあり、芸能人の安全確保の難しさが浮き彫りになっている。これにより、芸能界における適切な警護体制の重要性が改めて示された事例といえる。