韓国の大手芸能事務所・SMエンタテインメントは創立30周年を迎え、8月9日、東京ドームにて「SMTOWN LIVE 2025 in TOKYO」の初日公演を開催した。

会場には16組、総勢65人のアーティストが出演し、4万7500人の観客を魅了した。東方神起は日本デビュー20周年を記念しトップバッターを務め、後輩グループのRed Velvetの「Psycho」をカバー、高音を難なく歌い上げるなど抜群のパフォーマンスを披露した。代表曲「呪文−MIROTIC−」でも圧倒的な存在感を示した。

公演は4時間半にわたり51曲が披露され、同事務所の練習生によるカバーや多彩なステージがファンを魅了した。

ユンホは「30周年だから、今まで見たことないお互いの名曲をリメイクするのが魅力。お互いのコラボが楽しめる部分でもある」と話し、準備を重ねた公演への自信を示した。

また、先輩後輩のコラボステージや交流も見どころとなり、ユンホは「素晴らしい先輩や後輩たちと共演できてうれしい」と笑顔を見せた。チャンミンは「変わらず応援してくれる皆さんのおかげで日本デビュー20周年を迎えられた」と感謝を述べている。

今回の公演は東京ドームでの開催が23回目となり、日本公演通算36回目である。また、海外アーティストとして東京ドーム公演数33回、全国ドーム公演数92回という記録も更新された。

歴史と実績を重ねる東方神起をはじめ、SMエンタの多彩な魅力を凝縮した豪華な祭典となった。