映画『ハナミズキ』が2023年に公開15周年を迎え、主演の新垣結衣と共演の生田斗真らキャストのその後の活躍が注目されている。本作は一青窈の代表曲をモチーフにした、1組の男女の10年に及ぶ物語を描いており、土井裕泰監督が情感豊かに演出した。

主演の新垣結衣は北海道から上京する主人公・紗枝を演じ、高校生から社会人までの10年を一貫して体現した。出演後は2012年のドラマ『リーガル・ハイ』で堺雅人と共演、2016年の『逃げるは恥だが役に立つ』では星野源と共演し、その後も映画『ミックス。』、『正欲』、『違国日記』、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』など多彩な作品に出演を続けている。

一方、生田斗真は北海道に残り漁師となった恋人・康平役を演じた。出演翌年には映画『源氏物語 千年の謎』で光源氏役を務め、『僕等がいた』や『土竜の唄』のシリーズで主演を果たすなど活躍。最近も『湯道』『渇水』、『Demon City 鬼ゴロシ』などNetflix作品で主演し、大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』では野心家の一橋治済を熱演している。

15年間続く『ハナミズキ』のキャストの歩みは、ファンにとっても励みであり今後の活躍にも期待が集まっている。