JR東海は2025年9月15日(月)をもって、東京ディズニーシー新テーマポート「ファンタジースプリングス」をテーマにした特別塗装の新幹線「Wonderful Dreams Shinkansen」の運行を終了すると発表した。

この列車は2025年2月21日に運行を開始し、東海道新幹線では初のディズニー特別塗装車両である。車両外装には「アナと雪の女王」「塔の上のラプンツェル」「ピーター・パン」のキャラクターが描かれており、見るだけでワクワクするデザインだ。

内装もファンタジースプリングスの世界観を意識し、チャイムには『塔の上のラプンツェル』の名曲「輝く未来」を採用。グリーン車と7号車以外の座席ヘッドカバーやテーブルシールもオリジナルデザインだ。

JTB、日本旅行、近畿日本ツーリスト、東武トップツアーズら各旅行会社からはこの新幹線を利用した旅行商品が提供され、指定列車の乗車者には特典としてオリジナルアクリルスタンドやバッグチャームが付く。

ただし特典内容は旅行商品や申込時期によって異なり、販売数に限りがあるため早めの予約が推奨される。

車両はN700Aの16両編成で、運行区間は東京－新大阪間を中心に「ひかり」や「こだま」として運行されている。

ファンタジースプリングスの世界観を再現した新幹線は、利用者に夢と魔法の旅を提供し多くのファンを魅了した。今後もこのような特別な体験が期待される。