TBS日曜劇場「19番目のカルテ」の第3話で、津田健次郎が演じる人気アナウンサー堀田義和と娘の琴葉（倉沢杏菜）が織りなす感動的な親子シーンがSNSで大きな注目を集めている。

本作は富士屋カツヒトの漫画を原作に、総合診療医の生きざまを描く。松本潤が医師役に初挑戦し、脇を固める新田真剣佑や小芝風花も好評だ。

義和は声を仕事の道具とする職業柄、がん治療の手術を拒んでいるが、娘の琴葉は彼の体調に気づき心配する。しかし病気については話せず、二人の距離は微妙なままだ。琴葉がパソコンを見つめる場面や、のちに海辺で涙をこぼすシーンは視聴者の感情を揺さぶった。

ネットでは「津田健次郎は良い役者だ」「娘役の倉沢杏菜も存在感がある」「父と娘の絆が伝わる海辺の描写が美しい」など称賛が相次いだ。倉沢杏菜はNHK大河ドラマ「光る君へ」で藤原妍子を演じたことでも知られる。

このドラマは家族の機微と医療ドラマの緊張感を織り交ぜ、キャストの熱演が高評価を受けている。推し活ユーザーにも、感情豊かな演技の魅力を楽しめる作品といえるだろう。