なにわ男子の長尾謙杜が主演を務める映画『恋に至る病』の新たな場面写真が解禁された。

本作は内気な高校生・宮嶺望（みやみねのぞむ）とクラスの人気者・寄河景（よすがけい）の複雑なラブストーリーを描く。長尾は宮嶺を演じ、山田杏奈が寄河景を務める。

場面写真には、宮嶺が蝶を育てる水槽を見つめる無防備な姿や、教室で景の声を聞きつけて振り返る表情、「君は、僕のために人を殺したの？」という疑惑と「僕は君が好きだ。たとえ殺人犯だとしても」という恋心が入り混じった複雑な感情を示すカットが含まれる。

監督の廣木隆一は、長尾の演じる宮嶺の姿を「自転車に乗る時の一生懸命さが純愛映画に必要」と評価。プロデューサー陣も長尾の持つ“翳り”にリアリティが宿っていると称賛した。

長尾は2025年に『室町無頼』『おいしくて泣くとき』『俺ではない炎上』など4作の映画に出演予定で、俳優としても活躍の幅を広げている。

同作は10月24日より全国ロードショー予定。恋愛とミステリーが交錯する本作で長尾の繊細な視線演技が注目される。

本作は原作斜線堂有紀の小説が基になっており、TikTokで紹介動画が200万回再生を超えるなど話題を呼んだ。

内気な宮嶺が、人気者でありながら二面性を持つ景に惹かれ、不審死の疑惑も絡む中で揺れ動く恋心を表現する。ファンや映画ファンから期待が高まる作品である。