歌手の浜崎あゆみが2025年8月1日、2日に台北市の台北アリーナで17年ぶりとなる台湾単独公演を行い、2日間で約2万6千人の観客を動員した。

公演はアジアツアー「ayumi hamasaki ASIA TOUR 2025 A I am ayu -ep.Ⅱ-」の一環で、2日のステージでは全身ゴールドの衣装で「女王」の装いを披露した。

インターネット上では、台北公演限定の衣装に新たな装飾が加わったというファンの指摘もあった。約3時間にわたるライブで浜崎は8着の衣装を着替えながら、代表曲「INSPIRE」「Duty」などのアップテンポナンバーから「M」「Endless sorrow」「talkin' 2 myself」「Voyage」「HEAVEN」といった名曲を次々と歌い上げた。

アンコールでは「TAIPEI」と書かれた衣装にチェンジし、「MY ALL」で一度締めくくったが、サプライズで再登場して「Who...」を披露し、会場を盛り上げて公演を幕切れとした。

公演後の8月3日、浜崎は桃園国際空港で帰国する際、多くのファンに見送られた。彼女は黒の上下にピンクの帽子とスカーフ、黒のマスクとサングラスという出立ちで現れ、手を振り頭を下げてファンに感謝の意を示した。

今回の台湾公演は、浜崎が長年築いてきた音楽キャリアの集大成をファンと共有し、現地の圧倒的な支持を確認した貴重な機会となった。