2025年夏のアニメシーズンにおいて、往年の名曲が再び注目を集めている。

特にGLAYの「彼女の“Modern…”」が声優ユニット・天狼群によってカバーされ、その可愛らしい歌声が新たな魅力を放っている。また、『パリピ孔明』や『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』といったアニメでは、「気分上々↑↑」「ハレ晴レユカイ」などの懐かしい楽曲がエンディングに採用されている。

『ばっどがーる』では、橘杏咲、花宮初奈らが音楽ユニット・天狼群を結成。彼女たちは横浜銀蝿の「ツッパリHigh School Rock’n Roll（登校編）」のカバー曲を1stデジタルシングルとしてリリースし、昭和の不良文化のアンセムを現代に伝えている。

さらに、『宇宙人ムームー』の第2クールED曲として、UNICORNの1993年の名曲「すばらしい日々」が栗コーダーカルテットのリコーダーアレンジとともに使用されている。第1クールでは、たまの「さよなら人類」もカバーされ、90年代初頭のバンドブームの雰囲気が異世界設定と融合している。

このように、令和のアニメ業界では昭和から平成にかけての懐かしいロックやポップスがリバイバルし、世代を超えたファンの共感と新たな発見を提供している。