2025年7月19日、東京・Zepp Hanedaで開催されたNothing’s Carved In Stoneのツーマンツアー「Hand In Hand Tour」のファイナルに、UNISON SQUARE GARDENがゲストとして登場した。両バンドは卓越したテクニックと独自の演奏スタイルで知られ、それぞれのファンのみならず多くの音楽ファンを魅了するライブとなった。

UNISON SQUARE GARDENは、雨のような複雑なリズムとキャッチーなメロディが融合した楽曲を中心に演奏。鈴木貴雄（Dr）や田淵智也（Ba）の圧倒的な演奏力が炸裂し、斎藤宏介（Vo/Gt）はステージ前方でギターソロを披露するなど、視覚的なパフォーマンスも見どころとなった。彼らの代表曲「fake town baby」や「カオスが極まる」では、オルタナティヴかつプログレッシヴなサウンドで場内を一気に盛り上げた。

Nothing’s Carved In Stoneは今回のツアーで全国10組の豪華対バン相手と共に進行し、その最終日である東京公演でUNISON SQUARE GARDENと約11年ぶりに競演を果たした。異なるスタイルながらも共に高い技術と表現力で観客の心をつかみ、互いにリスペクトし合う熱い演奏が繰り広げられた。

ライブは終始、観客の熱狂的な歓声と共に進み、両バンドの音楽性の高さとライブパフォーマンスの完成度の高さが改めて証明された一夜となった。今後も彼らの勢いは止まらず、熱心なファンはさらなる新展開を期待している。