King Gnuのメインボーカル井口理が、メジャーデビュー後初となる舞台出演で主演を務めることが決まった。舞台はマイケル・クーニーの名作コメディ『キャッシュ・オン・デリバリー』で、2025年12月に東京のTHEATER MILANO-Za、2026年1月に大阪のクールジャパンパーク大阪WWホールで上演される。

劇中では、社会保障手当の不正受給で生計を立てる主人公エリック役を井口が演じる。彼のバディ役ノーマンは矢本悠馬が担当。矢本はコメディからシリアスまで幅広く活躍する実力派俳優であり、物語の中心的な役割を担う。

この舞台は井口が学生時代に共演した小貫流星が初めて演出家を務める作品であり、10年以上の時を経て再び共演するという特別な意味も持つ。小貫は東宝で演出助手として経験を積み、本作で演出家デビューを果たす。

井口は「どこまでできるか分からないが、みなさんの笑顔が見られるように精一杯やりたい」とコメントし、矢本も人気作品の舞台に出演できることに緊張しながら意気込んでいる。

King Gnuは『白日』の7.2億回越えのストリーミング再生や4作目のアルバム「THE GREATEST UNKNOWN」リリース、全国5大ドームツアーやアジアツアーで40万人動員など、音楽シーンのトップに君臨するアーティスト。その主役が演じる話題の舞台に注目が集まっている。