俳優のコン・ユは、悪質な虚偽コメントにより名誉を毀損された事案で法的措置を講じている。

2020年1月14日のコン・ユの生配信中に、「裏で脅迫されていて、1日も脅迫されない日がない」「本当にノイローゼになるほどに日々苦しめている」など、事実無根の監視や脅迫などの虚偽コメントが投稿された。これらは本人と無関係の40代女性によるもので、性的暴行やセクハラ被害の事実もない。

この女性は2021年3月21日までに計235回も虚偽のコメントをインターネット上に繰り返し投稿していた。

大田地方裁判所は名誉毀損の疑いでこの女性に懲役6か月、執行猶予2年の判決を言い渡した。裁判部は長期間にわたり虚偽事実が流布されたこと、コン・ユが公人であることから罪質が非常に悪いと判断。一方、過去に同様の犯罪で2度処罰された前歴があるものの、犯行を認め病院通院の誓約があったことを考慮した。

コン・ユの所属事務所マネジメントSOOPは、犯行の悪意と重大性を認めた裁判所の判決を歓迎し、今後も悪質な投稿に対して強力な措置を継続すると明言している。

現在、コン・ユはソン・ヘギョと共演するNetflixオリジナルシリーズ「ゆっくり強烈に」の撮影中で、脚本家ノ・ヒギョンによる作品である。制作費は800億ウォン（約86億円）と大規模な作品だ。

これらの対応により、推しとしての安全とイメージ保護への取り組みが評価されている。