歴史上の偉人たちをAIホログラムで復活させた最強の内閣を描くSFコメディ映画「もしも徳川家康が総理大臣になったら」が話題を呼んでいる。

本作では、徳川家康、織田信長、豊臣秀吉といった偉人たちが現代の政治を動かす中、赤楚衛二が坂本龍馬役を務め、その真っ直ぐな信念と強い意思で物語を引っ張る。

主演の浜辺美波はアナウンサー志望の新人テレビ局員としてスクープを狙いながら、坂本龍馬に接近。豪華キャスト陣と共にコミカルさを持ちつつも歴史偉人たちの人間味あふれる姿を演じている。

監督は武内英樹、原作は眞邊明人のビジネス小説で、コロナ禍の危機下における政治をテーマに、エンターテインメント性と強いメッセージ性を兼ね備えている。

野村萬斎、竹中直人、GACKTなどの実力派が集結し、それぞれの偉人姿を現実感溢れる演技で表現。偉人たちの金言や生きざまが散りばめられ、歴史ファンだけでなく幅広い層に支持されている。

赤楚衛二の演じる坂本龍馬は特に真摯な姿勢が印象的で、作品の重要な役割を担っている。

本作はSFながらも現実の社会課題に言及し、遊び心と深みを持つ異色作として注目を浴びている。