2025年の夏ドラマにおいて、大野智を除く嵐のメンバーが勢ぞろいで出演し、各々が異なる個性を発揮している。松本潤はTBS系日曜劇場「19番目のカルテ」に出演し、初回の世帯視聴率11.4％と好調なスタートを切った。相葉雅紀はテレビ朝日系「大追跡～警視庁SSBC強行犯係～」で主演を務め、こちらも9.7％と堅調である。櫻井翔は日本テレビ系「放送局占拠」に出演しているが、視聴率は4％台まで落ち込み心配が残る。二宮和也は主演作はないものの、NHK朝ドラ「あんぱん」のアンパンマン誕生エピソードの回想シーンへの再登場が期待されている。

この4年半、各メンバーは個別の活動で独自の地位を築いてきた。二宮は渋い役もこなす本格俳優として評価され、映画出演のオファーも増加傾向にある。松本は大河ドラマの主役を務め、ハリウッド作品やNetflixの時代劇へのオファーも予想されている。櫻井はドラマでの演技に課題が指摘されるものの、報道番組のキャスターとして高い好感度を維持し、将来的には政治の世界へ進出する可能性も示唆されている。相葉はドラマでの役どころよりも、バラエティー番組でのMCとしての魅力が光っている。

嵐はトラブルのない解散を迎えており、テレビ局やCMスポンサーも引き続きメンバーを起用しやすい環境が整っている。推し活ユーザーにとっては、グループの解散後も個々の活動を追いかけることで、より多彩な魅力を楽しめる好機といえるだろう。夏ドラマを通じて、彼らの新たな挑戦と成長に注目が集まる。