鈴木亮平主演の映画「劇場版 TOKYO MER～走る緊急救命室～南海ミッション」が2025年8月1日に公開される。前作は観客動員数340万人超え、興行収入約45.3億円の大ヒットを記録した。鈴木亮平は本作のプロモーションに意気込んでおり、特に今年6月に公開された吉沢亮主演の映画「国宝」の大成功が刺激になっているという。

「国宝」は公開46日間で観客動員数約486万人、興行収入68.5億円を突破し、今年の邦画ナンバーワンに躍り出た。鈴木と吉沢は2016年に舞台「ライ王のテラス」で共演しており、当時は鈴木が主役的存在だったが、現在は吉沢がその立場を逆転しているとの声もある。

この二人の間には、2018年に鈴木が主演したNHK大河ドラマ「西郷どん」の平均視聴率が12.7％であった一方、2021年に吉沢が主演した「青天を衝け」は14.1％を記録している。日本アカデミー賞においても、吉沢は2020年に最優秀助演男優賞を授賞しており、鈴木は2年遅れの2022年に同賞を受賞。

作品として「TOKYO MER」は、車内での手術が可能な緊急車両ERカーによるスリリングな救命活動を描き、都市部から南西の離島まで舞台を広げている。鈴木は作品で描くのは人が人を助け合う姿と勇気であり、離島や災害で奮闘する人々の協力も重点的に表現している。

鈴木亮平と江口洋介が出演、初めて離島の災害現場に挑む新たな展開は、リアルな医療現場の描写とともに注目を集めている。新作にも期待が高まる中、鈴木と吉沢のこれからの活躍にも目が離せない。