米大リーグのロサンゼルス・ドジャースで活躍する大谷翔平投手が2025年7月25日（日本時間26日）の試合で、「1番・DH」として出場し、三回に右前打を放った。残念ながら自身の球団新記録となる6試合連続本塁打はならなかったが、試合はドジャースがレッドソックスに5-2で勝利し、後半戦初の連勝を飾った。

この試合の一幕として、フェンウェイパークの右翼後方に珍しい〝ダブルレインボー〟が出現し、わずか10分間、夕焼け空を彩った。ダブルレインボーは幸運の象徴とされ、特に大谷の活躍と重なったことでファンの間で話題となった。

ドジャースのロバーツ監督は攻撃陣の質の高い打撃を評価し、背景には個人的事情で欠場したベッツの穴を埋めるべく、大谷が5試合ぶりに「1番・DH」として奮闘したことがある。大谷は四球で出塁し、粘り強い打撃を見せつつ、チームの勝利に貢献した。

対するレッドソックスのコーラ監督は大谷を「宇宙最高のアスリート」と称賛。八回にはチームメイトのT・ヘルナンデスが2ランホームランを放ち、パヘスも復調気配を見せ、チームの調子が上向き始めたことを印象づけた。

また試合後、大谷はクラブハウスで笑顔を見せたほか、ニューバランスと2023年から長期契約を結んでいることから、キャップやTシャツ、シューズを全身ニューバランスで統一したファッションも注目を集めた。大谷の活躍と共に空に輝いたダブルレインボーは、推し活ユーザーにとっても幸運の象徴として心に残る瞬間となっただろう。