2023年8月公開のホラー映画『近畿地方のある場所について』では、赤楚衛二と菅野美穂がW主演を務める。作品は2023年1月にWeb小説サイト・カクヨムで連載開始され、SNSや書店で大きな話題となった。発行部数は70万部を超え、日本全国でベストセラーとなっている。監督は『ノロイ』『貞子VS伽椰子』などで知られる白石晃士。原作者の背筋も脚本協力に参加し、作品の世界観を綿密に再現した。

映画はホラー小説の異色作を実写化しており、赤い服の女や呪いのメールなど、テレビ放送NGとなった恐怖の映像も含まれている。赤楚衛二演じる編集記者の小沢悠生と菅野美穂演じるオカルトライター瀬野千紘が謎に迫るストーリーで、SNSでは謎解きイベントが盛況となっている。赤楚はこれまでとは異なる役どころに挑戦し、作品の美術セットは心霊スポットより怖いと称されている。

さらに、ファンを対象にしたミステリー・バスツアーの開催も発表され、新たな展開が注目されている。椎名林檎が主題歌を手がけ、作品の不気味な世界観を際立たせていることも話題となっている。ホラーファンや推し活ユーザーにとって、映画と連動した多様なイベントが楽しめる注目作となっている。