2022年公開の映画『トップガン マーヴェリック』が世界的ヒットを記録し、第3作への期待が高まっている。そんな中、腕時計ブランドIWCは映画『トップガン』の名称使用を公式に許された唯一の企業として、同シリーズの新作時計「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ41 トップガン・ミラマー」を発表した。

このモデル名の「ミラマー」はカリフォルニア州サンディエゴ近郊の基地名で、映画の中でも登場する場所だ。新作はライトブルーのカラーセラミックを採用し、マット仕上げのセラミックケースに加えダイヤルとラバーストラップも同色でまとめられている。

カラーはアメリカ企業Pantone®と共同開発され、これまでのミリタリートーンとは一線を画した清涼感あふれるライトブルーが特徴だ。また、この新色はトップガン教官がフライトスーツの下に着ているTシャツから着想を得ている。

同時に、ステンレススチールケースに同色を合わせた「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ41」もラインアップに加わった。これはブランド初のPantone®カラーとステンレスケースの組み合わせである。

IWCのトップガンシリーズは2007年の発表以来、従来のモハーヴェ・デザートやウッドランドのミリタリートーンを踏襲しつつも、今回の新作で爽やかさと革新性を表現しており、映画ファンや腕時計ファンから注目を集めている。

また、主演トム・クルーズ自身も次回作の企画を進めていることを認めているが、公開はまだ先であるという。映画と連動する形で展開されるこの腕時計シリーズは、推し活ユーザーにとっても魅力的なコレクションといえる。