Adoは現在開催中のワールドツアー『Ado WORLD TOUR 2025 “Hibana” Powered by Crunchyroll』の後半戦として、7月16日に米ロサンゼルス・Crypto.com Arenaでライブを行った。

この会場はNBAロサンゼルス・レイカーズの本拠地であり、グラミー賞授賞式会場としても知られる世界的な規模のアリーナである。

Adoは同公演で約2万7000人を動員し、日本人アーティストとしてここで初めてソールドアウトを達成。開演前の高揚感と観客の歓声に包まれながら、1曲目のイントロと同時に会場は総立ちとなった。

ステージでは英語で「I’m so happy to come back to LA」と語り、ツアータイトル「Hibana」に込めた「小さな火花が世界を照らす大きな炎になるように、みんなを幸せに導きたい」という思いを伝えた。

ライブではSiaのカバー「Chandelier」も披露され、Adoの透き通るハイトーンと個性的な歌唱が観客の心を打った。黄色いペンライトが揺れる中、感動して涙を流すファンも見られ、会場全体が一体となった。

このワールドツアーは世界24都市25公演がすでにソールドアウトし、13会場で日本人アーティスト初のソールドアウトを達成している。

ツアーは現在北米・中南米を巡回中で、8月24日のホノルル公演にてファイナルを迎える予定だ。

また、11月には東京ドームと京セラドームでの凱旋公演『Ado DOME TOUR 2025「よだか」』も控えている。

Adoの国内外での活躍が推し活ユーザーにとっても大きな話題となっている。