ロックバンド「マカロニえんぴつ」が、10月3日公開の映画『火喰鳥を、喰う』の主題歌「化け物」を書き下ろし担当したことが明らかになった。

同映画は、第40回横溝正史ミステリ＆ホラー大賞を受賞した原浩の同名小説の実写化で、水上恒司が映画単独初主演を果たす。ヒロイン役には乃木坂46の元メンバー山下美月、超常現象専門家役にはSnow Manの宮舘涼太が出演する。

物語は信州の村で展開し、先祖の日記をきっかけに夫婦の周囲で不可解な出来事が発生。思いが交錯する中で衝突が描かれ、ミステリーとホラーが融合した緊迫感あふれる世界観が展開される。

マカロニえんぴつにとってミステリー作品の主題歌は初挑戦。ボーカルのはっとりは「新しい楽曲テイストにトライでき、とても高揚した」とコメントし、極限状態の登場人物の狼狽や狂気的な展開に引き込まれたという。

楽曲「化け物」は、不安や孤独、疑心が“見えざる化け物”として表現され、シャウトを繰り返すコーラスが緊迫感を演出している。

予告映像でも2人の男性の執着と衝突が映し出され、物語の緊張感を増幅させる。

今年デビュー10周年を迎えた彼らが見せる新境地の音楽表現が、映画の世界観に深みを加えることが期待されている。

また、8月末から9月にかけてのライブツアーも話題で、推し活ユーザーにとっては注目のアーティストの動向となりそうだ。