ホロライブプロダクションの夏の大型企画「ホロナツパラダイス」にあわせて、SHIBUYA TSUTAYAで開催予定の期間限定ストア「ホロナツパラダイス POP UP SHOP」では、当初66種類のグッズを一律にランダム販売する形式が大きな注目を集めていた。キーホルダーやアクリルコースター、チャームなど多彩なグッズが登場する一方、ファンや所属VTuberからはランダム商法に対する批判が巻き起こった。特に66種という多数の種類をランダムで販売することで、推しのグッズが手に入りづらいことへの不満がSNS上で広がった。所属タレントの戌神ころねさんは、自身のSNSでその販売形式を「なんやねん...」と苦言を呈し、自身のファンには笑顔で薦めることが難しいとの本音も漏らした。白上フブキさんもグッズ選択の大切さを強調するなど、運営側の対応が注目された。こうした声を受け、販売店であるSHIBUYA TSUTAYAは混乱を招いたことを謝罪し、販売形式を変更。グループごとに12〜14種類に分け、ランダムの幅を縮小することでファンの不安軽減を図ることになった。これにより推しグッズを入手しやすくし、ファンコミュニティとの信頼維持に努める。また、このような消費者目線での改善は今後のVTuber関連グッズ展開にも示唆を与える出来事となった。ホロライブの夏の大型イベントは8月1日から31日まで開催され、グッズ販売以外にも大型コーナー展開が予定されているため、推し活に最適な機会となるだろう。